加工⑤ 車軸、車輪の制作(その1)
粘土のボディーを乾かしている間に、車軸と車輪の制作にかかります。
材料として使うのは・・・
①ペットボトルのキャップ(できれば黒)
②段ボール(A4サイズあれば十分。)
③3mm径の竹ひご(まっすぐな部分が好ましい。)11cm×2 以上の長さ
④黒の画用紙(グレーもあれば尚よい)※マーメイド紙でも可
⑤クッキー、饅頭などの空き箱(切り開いて厚紙として使います)
⑥6mmファルカタ材の残材
⑦昔ながらの細めのストロー(直径4.5mm)60mm切断×2本
・・・準備ができれば早速、作っていきましょう。
「工程①」 ペットボトルのキャップ中心に約3mm径の穴を開ける
・・・直径30mmなので2本以上、30mm交差線を引けば中心が分かります。
四つ目キリで穴を開ければ、ほぼ3mm径となります。
「工程②」断ボール紙に半径13mmの円を描き、中心に貫通穴を開け、切り離す
・・・合計12~16枚(厚みにより変動)。穴は必ず貫通させてから
切り分けます。多少いびつでも問題ありません。
「工程③」キャップの内側に、たっぷりの木工ボンドを塗り、段ボールを詰める
・・・ネジ山にもボンドを塗り、②の断ボール紙3~4枚を詰めて貼り合わせ、
タイヤにします。1枚ずつ棒状のもので縁を押さえながら貼ります。
フタからはみださない程度に。プラスチックのフタにに木工ボンドは
効きませんが、内径のネジ山に入ることで抜けにくくなります。
丸1日、乾かして固めます。
「工程④」固定、検査用の冶具(じぐ)を作る
・・・イラストを参考に、厚紙を切って作ります。
冶具(正しく固定するガイド)は、精度の高い工作に欠かせません。
太い線で切り離し、点線で折り曲げて使います。(90mmは一番下から)
元々2つ折りの厚紙があれば、それを生かしましょう。70mmは
「ぐらい」であり、多少長くても問題ありません。
※切り離した「残り」は、あとで使います。