この順序で進めて行きます。
作る!と決まれば今後の工程を整理しておきましょう。
個別の工程で詳細は説明します。まず「全体の流れ」を掴んで下さい。
①車種の選定(めぼしいモチーフがなければ、全くのオリジナルもOK)
②車の資料集め
・・・ネットで「車種名 SPEC BLUEPRINT」と検索すれば、大概の名車の寸法
「全長、全幅、車高、ホイールベース、3面図」等が分かります。
画像検索や文献などで、外観の特徴も調べておきましょう。
③製図
・・・今回は幅90mmのファルカタ材を使うので、②で調べた「全幅」は
90mmに合わせます。そこから縮尺を割り出して「全長」を算出します。
側面図や写真から「前後ホイール(車軸)の位置」を決めます。
※どうしても資料が揃わない場合、「だいたい」で決めてしまいましょう。
※わざとデフォルメして、可愛い仕上がりをねらうのも「アリ」です。
※タイヤはペットボトルの「ふた」(直径最大30.5mm、幅14.5mm)
④ケガく
・・・図面の寸法を、加工する材料に「転記」します。
⑤切断、加工、成形
・・・木工の場合、材料が割れたり欠けたりしないよう慌てず作業する事が肝心です。
机や家具、床など傷つけない工夫も、個別の項目で説明します。
⑥修正、彩色
・・・いきなり満点の出来は難しい。でも細部までこだわってみましょう。
では早速、①②に取りかかって下さい。
次の章で③の「製図」を、細かく説明してゆきます。