作ってみよう!「工作の時間」

入手しやすい材料、工具で出来る工作を説明してゆく「参加型」ブログ。  ご意見、ご質問はお気軽にどうぞ。

2019-01-01から1年間の記事一覧

人形(パペット)を作ってみよう⑦周辺パーツ作り(2)

次は「後ろ足」と「耳」です。どちらも肌色のフェルトのみで作ります。各サイズは 図を参考に、ご自身で調整して下さい。どちらも細い方を丸めるようにして、穴に接着します。後ろ足は5本指なので接着後、4か所を切り開いて成形します。 最後は「しっぽ」…

人形(パペット)をつくってみよう⑥周辺パーツ作り(1)

形は決まった。ハムスターの工作は、やっぱり目玉の飛び出し加減がポイントだ。 下地(アクリルジェッソ)を、底まで塗った。木彫りの質感は残すが、木目は消した。 地肌から体毛まで、段階的に彩色した。目玉は爪楊枝の先で磨き、絵の具や汚れを落として光…

人形(パペット)を作ってみよう⑤細部の仕上げ

目玉が終われば、手足、耳、しっぽの入る「穴」をキリなどで開けます。3から5mmの 深さで良いでしょう。耳と後足はフェルトで作るので、穴も少し横長に仕上げます。 前足としっぽは3mm径の丸穴です。すべて開けたら、次は塗装にかかります。今回もアクリ…

人形(パペット)を作ってみよう④細かい削り加工

前回、ざっくりとした形状まで削りました。ここからは細部の加工です。 つまり、目、口、腹部の丸み、手足や耳の取り付け位置などを仕上げていきます。 ただし、顔や体型に表情をつけすぎるのは、おすすめしません。極端に笑った顔や、 誇張しすぎた体型など…

人形(パペット)を作ってみよう③大まかに削ります

通常、角材からの削り出しでは、平らな面を正面とすることが多いのですが、題材の ハムスターの形状(尖った口)に合わせて角を正面としました。 底から見ています。右上の角が正面となります。これなら、削る部分が少なくて済み、 材料を無駄なく生かせます…

人形(パペット)を作ってみよう②ロッドパペット

まずは、シンプルなロッドパペットを作ります。 「リビングの机の隅で作れる」工作ですので、ぜひ試して下さい。 「何をモデルにするか」考えていたら、子供が「ハムスターを飼いたい」と、 言いだしました。私もかつて10年位飼っていました。 結局、世話…

人形(パペット)を作ってみよう①分類

「人形」と聞いてイメージするのは、どんなものでしょう? 最近はフィギュアが一般化し、男女とも広義での人形を持っている人が増えました。 それは、特定のシーンの再現、キメポーズのまま飾っておくものですが、ここで 作るのは「自分で動かせる人形」です…

ここまでの振り返り(まとめ)

初めてご覧頂く方の為に、ここまでの内容を整理しておきます。 高価な電動工具が無くても、広い作業スペースが無くても、あまり予算が無くても、 近くに専門店や教室が無くても、誰もが作れる工作ブログ。 入手し易い材料と工具で、リビングのテーブルの片隅…

残った粘土をどうするか?④カモノハシ完成

細部の修正が終わり、かたちが決まれば次は「色付け」です。 表面の細かい粘土カスなどを払い、吹き飛ばしていよいよ開始。目玉は爪楊枝で 擦って粘土を払い、形を整えます。 写真などを参考に色を選び、白っぽい部分からアクリル絵の具を塗り始めます。 目…

残った粘土をどうするか?③

すると、こうなりました。 粘土が付くと、何となく生き物っぽい感じがしてきますね。 巻き付けた粘土を、じわりと均等に握って定着させます。この後、カモノハシの 特徴であるくちばしや、手足を付けていきます。 まず大雑把な形を作り、乾燥後の加工が必要…

残った粘土をどうするか?①

使い残した粘土をどうするか?早めに使い切ってしまうのがベストですが、 目先で使う予定がなければ「保存」します。 水で濡らしてラップで隙間なくぴっちり包み、さらにビニール袋に入れて 密封します。週1回程度、袋の上からつまんでみて、硬くなってきた…

残った粘土をどうするか?②

早速、作ってみましょう。完成までの手順を一通りイメージ出来てから、着手します。 ざっくりとデザインを描いて、ポーズや大きさを決め、完成品より少し小さめの 「芯」を作ります。今回は30mm角の杉を使い、手足には3mm径の竹ひごを、 (四つ目キリを…