加工⑥ ボディー細部の仕上げ
「工程⑪」ライン引き
・・・ドアやボンネット、トランクなど「筋彫り」します。まず、軟らかい鉛筆で
「あたり」を付けます。その後、テレホンカードなど曲がるカードを定規に
して、正式なラインを引きます。
※左右で位置がずれないよう、ひっくり返した底面に三角定規を当て
対称に起点を書き込みます。あるいはカッター用シートの方眼に乗せて、
左右を合わせる方法もあります。
「あたり」の線を参考に、シャープペンシルの先端金具などの先端を寝かせて
優しく「ミゾ」を付けます。深さは1mmあれば充分でしょう。
アール部分は特にやさしく、少しずつ彫りこみ、ずれない様注意しましょう。
失敗した部分は少量の粘土で埋めて、翌日以降、再度チャレンジします。
「工程⑫」突起物の加工
・・・ドアノブ、エンブレム、ウインカーなどの造形です。
粘土で作れるか否か、別の材料、手法かの判断が必要となります。
ちなみに、2000gtAmの場合は・・・
①粘土・・・ライト、エンブレム、ウィンカー
②厚紙・・・ストップランプ 、ワイパー
③彫りこみ・・・ドアノブ
この様に、手法を使い分けて進めて行きます。
では、次の項で実際の作例をご覧ください。