デザインスケッチ
作業の合間に、ボディー全体のデザインをまとめていきましょう。
手書きの図面をコピーして、側面図や上面図に外観を書き込んでみます。
図面では全長、全幅など「最大値」で、線引きしています。
しかし、車種によっては横から見て「アゴを引いている」デザインのもの、
逆に「アゴを突き出した」ものがあります。
この車種の場合は、全長よりベース板は短かくて良いのです。赤鉛筆で切り取る部分を
描いてみました。小さな切れはしが出来ますが、無駄にせず、底板の上面に木工ボンドで張り付けます。(粘土のずれ防止のため)
お気づきとは思いますが、穴を開けたところに、15mm長さ(径3mm)の竹ひごを
木工ボンドで接着してあります。板の厚みが6mmですから。9mmほど飛び出した
状態。車軸にはかからない様に、ずらしています。
竹ひごを切る場合、カッターの刃を押しつけて転がし、最後に折って分けるか、もしくはニッパーで切り飛ばすのが簡単です。
カッター作業はシートの上で、ニッパーならば飛び散らないように袋などを使います。
次の写真では、もう1工程増えました。
板の端にカッターで切りこみが入っています。粘土がずれない様にする為の加工です。
これも車軸近くは避け、裏面に達しない程度で押さえて下さい。