加工⑤ 車軸、車輪の制作(その3)
そろそろ加工⑤も、大詰めです。
「工程⑦」ベアリングの制作
・・・4.5mm径のストロー(昔の喫茶店でよく見た細身のストロー)を
60mm弱の長さに、ハサミで切るだけです。
たったこれだけのモノが、車軸が真円に近い回転をする手助け、つまり
ベアリングの代用品となります。
「工程⑧」車軸の組み立て
・・・これで車軸まわりの部品が揃いました。
まず、フタを接着した110mmの竹ひごを立てます。
そこにストッパー、60mmに切ったストロー、またストッパーの順に
通してゆきます。
※ここで、粘土ボディーを裏返して、現物との長さ合わせをします。
タイヤ部品もはめてみて、ボディー側と接触なしに回るか確かめて下さい。
各部品の隙間が1mm位あれば、抵抗少なく動くはず。
竹ひごは少し長め設計なので、余分はカッターナイフやニッパーで切ります。
最後に、木工ボンドを注入したフタを差し込み、「冶具」で垂直合わせ。
(フタの向きに注意)
※はみ出した木工ボンドは、軽く濡らしたティッシュ等で拭き取り、
ストッパーにボンドが着かない様にして下さい。
※ストッパーと「冶具」が干渉する場合、少し「冶具」を切って逃がします。
「工程⑨」タイヤの化粧仕上げ
・・・黒い画用紙、または黒いマーメイド紙を直径29mmに切り出します。
ペットボトルのフタに詰めた段ボールに木工ボンドを塗り、上記の黒い紙を
貼り付けます。
※ホイール部分は最終仕上げの項で説明いたします。