加工⑥ ボディー細部の仕上げ 実例2000gtAm
ここまで来たら、あと少しです。最後にボディーラインや細部のやり残しを
今一度チェックします。手直しが必要なければ、ここからは「塗装の準備」です。
必要な物・・・ウエス(古い下着や靴下、タオルなどで充分)
あれば便利な物・・・毛が硬めの筆、もしくは古い歯ブラシ、カメラ用などのブロワー
出来あがった石粉粘土のクルマは「粉だらけ」です。このままでは、上手く絵具が
乗りません。粉を払い、より滑らかな地肌にすることが必要です。
①筆や歯ブラシで、細かい隙間の粉をやさしく掃き出す。
②ウエスで面をこする。(布に硬いゴミが付いていると、傷ができるので注意)
③再度、隙間の粉を掃き出す。(ブロワーを使うと楽ですが、粉を吸いこまない様に)
④ベランダや外で、強く息をかけて粉を吹き飛ばす。
⑤きれいなウエスで軽くふく。
・・・これ位やれば大丈夫でしょう。粉っぽさがなくなればOK。
ここまで来ると、少し艶もでて、実車っぽくなってきましたね。
では塗装前、最後の工程です。
車体を裏返し、(ウエスやティッシュで、ボディーの保護を忘れずに)前後の車軸が
収まる部分を作ります。5mmの角材 × 60mm長さを4本切り出したら、車軸となる
直径4.5mmのストローが収まる幅5mmを開け、前後2本づつ平行に接着しましょう。
※接着する部分の粘土、汚れは、しっかり取り除いて下さい。
・・・これで塗装前の準備は完了です。