塗装②実例(1)
前項での解釈に沿って、実際の作業を進めていきます。
まず、フロントグリル部のライトなど奥まった部分、次は2番目に広い塗り面積の「窓」を、そして最も塗り面積の広いボディーを塗りかけたところです。
この写真では分かりづらいのですが、タイヤホールの内側を先に黒く塗ってあります。
マスキングテープでライト部分への色移りを防いでいますが、通常のセロテープでも
代用できます。ただし粘着力が強すぎるので、何度も服などに貼ってははがし、
くっつき難くしてから使いましょう。
こうやって全面を、アクリル絵の具で埋めてゆきます。裏面は無塗装でもよいのですが
横から見た時、粘土の白や木の地色の部分が残らない様、確認しながら進めます。
この時点では、とりあえず全面塗っただけ。
窓枠のモールなど細かい部分や、はみ出した部分の修正はまだです。
次の項では、細かい修正や、よりリアルに見えるようディテールアップを行います。