残った粘土をどうするか?①
使い残した粘土をどうするか?早めに使い切ってしまうのがベストですが、
目先で使う予定がなければ「保存」します。
水で濡らしてラップで隙間なくぴっちり包み、さらにビニール袋に入れて
密封します。週1回程度、袋の上からつまんでみて、硬くなってきたら
再度、水で濡らし密封します。それでも硬くなってきたら、小さくちぎって
水で濡らしたり、塊のまま竹串などでたくさん穴を開けて濡らしてから、
密封します。
では、 「作る」なら何がいいでしょうか。
①もう1台、好きな車種を作ってみる。
・・・前回の実例は、ベース板の下に車軸がある為、少し腰高なフォルムになって
おり、これを「ベース板の上」に変更すれば、より実車に近いバランスとなります。
ベース板の上に、先に5mm角のトンネルを作って粘土を盛ればよいのですが、
タイヤホールのクリアランスは厳しくなります。少し広めにとりましょう。
②別のものを作ってみる。
・・・そう突き離して言われても、と困る方もいらっしゃるでしょう。
木材や針金でしっかりとした「芯」を作れば、そして粘土がずり落ちない
工夫さえできれば、何でも形にできます。例えば・・・
「飼ってみたい珍しい生き物」「商品化されていないキャラクター」とか
「子供のイラストの立体化」「懐かしい風景のジオラマ」とか、何でもいいのです。
今回は、最近ネットで見つけ、あまりの可愛さに感動した動物・・・
「カモノハシの赤ちゃん」 を作ってみます。オーストラリアに行かねば見られない、哺乳類なのにくちばしを持ち卵を産む希少な生き物。生まれて日の浅い
毛が生える前の、ぷよぷよした体型が可愛いのです。
では次の項から、手順を追って見て行きましょう。