作ってみよう!「工作の時間」

入手しやすい材料、工具で出来る工作を説明してゆく「参加型」ブログ。  ご意見、ご質問はお気軽にどうぞ。

残った粘土をどうするか?③

すると、こうなりました。 

f:id:kousakunojikan:20190218012318j:plain

粘土が付くと、何となく生き物っぽい感じがしてきますね。

 

巻き付けた粘土を、じわりと均等に握って定着させます。この後、カモノハシの

特徴であるくちばしや、手足を付けていきます。

まず大雑把な形を作り、乾燥後の加工が必要な部分は、余分に粘土を付けて

おきます。1~2日乾燥させると、何箇所か「ひび割れ」が生じますが、指でその部分を

優しく押さえて隙間をつぶせば、改善できます。

 

石粉粘土の場合、細かい部分の造形は、乾燥してから彫刻等で削ってもよいのです

f:id:kousakunojikan:20190218012331j:plain

 

上の写真でも、手足などはまだ、ざっくりとした塊にしてあります。

 

ほぼ乾いたら目の位置を決め、キリで穴を開けます。少し水を足して軟らかくした

粘土を詰め、目玉を押しこみます。多少、粘土がはみ出すくらいでOK。

ただし目玉周辺は、サンドペーパーが使いにくいので、半乾きのうちに修正します。

 

 目玉には「オニキス」を使いました。動物人形の目としてはメジャーなもの。

石の専門店で何サイズかを買って、実物あわせで決定します。

手芸屋さんのビーズ細工コーナーでも購入できます。糸を通す穴が開いているので、

それが正面にならない様、注意して固定します。

 

 

f:id:kousakunojikan:20190218012340j:plain

 

細部を彫刻等などで削り出し、やり過ぎれば肉盛りして理想のかたちに仕上げます。

肉盛りしたい部分は、少し水で濡らしてから作業します。