作ってみよう!「工作の時間」

入手しやすい材料、工具で出来る工作を説明してゆく「参加型」ブログ。  ご意見、ご質問はお気軽にどうぞ。

粘土用の道具いろいろ

石粉粘土は、キメが細かく、縮みにくく、細かい細工にも向きます。 乾けばヤスリで削り易く、木工ボンドが使えるようになります。 今回の石粉粘土工作で使った道具の紹介です。 右から順に ①サンドペーパーと平らな当て木(かまぼこ板) ・・・大きな平面を…

加工④ 粘土でボディーをつくります。(その1)

そろそろ本題、というか大物に取りかかってみましょう。 石粉粘土による「ボディー制作」です。 ポイントは「何回かに分けて作る」こと。 粘土が固まってしまうから、一気につくるべきでは? あとから粘土を足した部分が、はがれてしまわないか? ・・・そん…

加工 ③  ついに粘土!

やっと粘土(石粉粘土)を使う時がやってきました。 最初に作るのは「タイヤホールの中子(なかご)」です。 ベース板のタイヤホール部分を切り出した際の破片、つまり4つの切れ端を使います。 タイヤホール、つまりタイヤが収まる半円の形に、粘土をのせて…

加工 ②切断

タイヤホール(タイヤが収まる部分)を切り取ります。 まず目の細かいのこぎりで、内側にむかって8か所、切りこみます。 (注意点) 線の真上をねらって切ってもよいのですが、自信がなければ少し内側を切ります。 直角に交わる線にぶつかる少し前(0.5~1…

デザインスケッチ

作業の合間に、ボディー全体のデザインをまとめていきましょう。 手書きの図面をコピーして、側面図や上面図に外観を書き込んでみます。 図面では全長、全幅など「最大値」で、線引きしています。 しかし、車種によっては横から見て「アゴを引いている」デザ…

加工 ①穴開け

お待たせしました。やっと加工に入ります。 最初は「四つ目きり」をつかった穴あけです。 (※慌てて部品を切り離さないように!) 木材と石粉粘土は、本来「くっつきにくい」ので、「外れない」ようにする 工夫が必要となります。 そのひとつが、この穴。四…

材料に図面をケガきましょう(転記)

実物大の図面が描けたら、土台となる6mm×90mmのファルカタ材に ケガいて(転記して)いきます。鉛筆やシャープペンシルでOK。 ポイントは上面、側面、下面すべてに書き込むこと。 側面の垂直線で6mm板の上面、下面がピッタリ繋がっているでしょうか…

製図のポイント

クルマの資料が集まったら、実物大(1‿対1)で製図します。 自分は製図ソフトが使えないので「手書き」にて。 用紙は、カレンダーの裏紙も可ですが、A4レポート用紙タイプの「方眼紙」が 使いやすいと思います。(切り離してコピー等しやすい為。) 「全幅…

この順序で進めて行きます。

作る!と決まれば今後の工程を整理しておきましょう。 個別の工程で詳細は説明します。まず「全体の流れ」を掴んで下さい。 ①車種の選定(めぼしいモチーフがなければ、全くのオリジナルもOK) ②車の資料集め ・・・ネットで「車種名 SPEC BLUEPRINT」と検…

道具、これだけあれば始められます。

工作を始める為に、最小限必要な道具とはどんなものでしょうか? 工作関連の本では、電動のこ、リューター 、ドリルスタンド、エアブラシ等を 「既に持っている」前提で書かれているものが多くて驚きます。 「何を作るか」で必要な道具は、ある程度決まりま…

あこがれの名車を作ってみよう!

あなたの憧れの1台を「よく走るミニカー」に してみましょう。 簡単な構造ながら、動く工作の基本が学べます。 手の届かない名車、昔欲しかったスポーツカー、泣く泣く手放した 思い出の1台など、自由に選んで下さい。 国産車ならベレット、ハコスカ、2000…

「工作」を、おススメする理由とは?

近頃は、様々な趣味、娯楽が注目される様になりました。 健康を考えて体を動かすもの。例えば自転車、マラソン、ボルダリング、ホットヨガ、 くらやみフィットネス、キャンプ等、思いつくだけでも色々ありますね。 もっと手軽なものならスマホゲーム、デジカ…

工作の時間にようこそ

はじめまして「工作の時間」です。営業として機械や設備の製造現場に 伺ううちに、触発され自分でも「モノづくり」をするようになりました。 通常、仕事で関われるのは、「モノづくり」の一部分です。 「○○は自分が作った」と豪語する人は、設計、製造、完成…